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昨日は憲法記念日でした!

昨日の5月3日は76年前に日本国憲法が制定された日。

私のこころざしの一つである「子どもたちが安心して暮らせる平和な社会のために憲法9条を守ります。」について書いておこうと思います。


78年前まで日本は戦争が日常にある国でした。徳島も例外ではなく、徳島大空襲で家を焼かれ、食べるものにも困る状態があったそうです。

私には98歳のおばあちゃんがいますが「戦争だけはしたらあかん」が口癖です。


第2次世界大戦以降、世界196か国のほとんどで戦争が繰り返され、一度も戦争をしていないのはわずか数か国です。そのうちの一か国である日本。戦争で誰も殺さず、命を落としていない珍しい国です。


戦争を始めるのは時の権力者です。

戦争する力を持った権力者たちを縛るのが「もう二度と戦争はしない、そのための戦力は持たない。」そう決めた日本国憲法第9条です。この憲法を変えようという動きが随分前から起こっており、憲法を変えられなくても解釈を変えて日本の形を変えていこうとする動きが続いています。


憲法9条の縛りがある日本ですが、現在はなんと反撃能力という名の相手国の司令部をせん滅させる力を持ち、日本が攻撃を受けてなくてもアメリカが危ないとなればこの能力を発動させることを決めています。 ミサイルなどをアメリカから購入したり、日本で開発したりしながら、世界第3位の戦力まで拡大させる方向です。


アメリカとともに始める攻撃が先制攻撃とみなされると相手国からも攻撃があります。

私たちの街にも戦火が及ぶ可能性を想定し、自衛隊の基地は残せるよう基地の強靭化・地下化が進んでいます。自衛隊基地がミサイル攻撃にも生物化学兵器の攻撃にも耐えられる強靭化だそうですが、そのような攻撃が行われた場合、私たちの家や街も無事ではすみません。街が燃えるけれど、自衛隊基地だけは残る。そのような状態を作りだしてはいけないと思います。


専守防衛といって日本が攻撃されたときには反撃するというのが、日本のこれまでの方針でした。今も変わっていないと岸田首相は言いますが、実際に進められているのは着実な戦争の準備です。


アメリカとともに戦争できる準備はやめていく。憲法9条を持った戦争しない国として政治家は外交努力を徹底し、経済、文化、スポーツなどで他国との交流を深めていく。そのような方向でこそ、子どもたちの平和は守られます。


国が誤った方向に進もうとした時、憲法9条こそがそれを食い止める最後の砦です。憲法9条が変われば、自衛隊は軍隊となり侵略戦争すら可能になります。そうなれば、「お国のために」と子どもたちの世代が最前線で命を懸けることとなってしまうのです。


子どもたちを戦争の最前線で戦わせることは決してしない。

そのために憲法9条を守るというのが私の政治家としてのこころざしです。




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