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9月議会産業交通委員会1日目の様子です!

6 時間前
読了時間: 12分

9月議会では19施設の公共施設値上げに関する条例が提出され、市長に反発する議員により全ての条例が否決されましたが、日本共産党市議団で1つ1つの条例の精査を丁寧に行い、とくしま動物園の値上げ案のみ時期尚早と反対しました。


特に産業交通委員会では、とくしま動物園と国府に位置する農村環境改善センターの値上げ案が9月11日と15日の2日間に渡り議論されました。丁寧な審議を行うため、委員会前には徳島市総合動植物公園と農村環境改善センターへ視察に行ってきました!

私の質疑を中心にどのような議論となったのか、お伝えします!


-------------------以下、9月11日産業交通委員会の質疑より-------------------


【産業交通委員会1日目 とくしま動物園値上げ案について】


加戸:条例について何点か伺います。他都市の状況について、とくしま動物園に近い入園者数のところでこれらの施設が選ばれたということでありますが、今回の使用料の改定により、入園料と年間パスポート料金は、四国の動物園の中で何番目に高くなるのか。ま た、とくしま動物園は60種305点の動物を有する中規模園ですが、全国の公立中規模動物園の料金と比較すると、入園料と年間パスポート料金は何番目に高くなるのかお答え下さい。


とくしま動物園長:料金改正が行われ入園料が900円になると、四国の動物園の中では最も高くなり、全国では8番目に高くなります。


加戸:先ほど、入園料を今回の料金改定を行った場合、入園者数は、現在の令和7年度と比較すると20%減少するということでした。パスポートの値上げに対して、パスポートの利用者はどの程度減少すると見込んでいるのでしょうか。


とくしま動物園長:年間パスポートの利用者数は30%程度減少すると見込んでいます。


加戸:今回の値上げ案は、受益者負担の適正化に関する指針に基づいて提出されたものと認識していますが、平成29年に策定され、令和7年に改訂されているこの指針には、手数料設定の際に、算定した料金が現行料金を大きく上回る場合には、急激な負担増を避けるための激変緩和措置として、原則として改定後の料金は現行料金の1.5倍を上限とすると規定されています。今回の動物園パスポート料金は現行の1500円から3000円へ、2倍となり、この指針に反しているのではないかと思います。また、駐車場料金についても、310円から500円という料金設定も1.6倍となり、上限を超えていると思いますが、この理由について説明してもらえますか。


とくしま動物園長:年間パスポート料金については、そもそも割引を行った料金設定としているため、改定後も2倍になるものではありません。 また、駐車場料金については、1.6倍となり上限よりも0.1%上回るが、これについても、受益者負担の適正化の観点からいうと、バスの料金などを勘案し、ある程度選択肢があることから、これらを利用してもらうことで納得いただけるものと考え、設定したものであります。


加戸:バスも選択肢にあるというのは、公共交通で、片道440円なので往復で880円なので、駐車場料金500円もそこまで高くないのではないか、という理由ということでしょうか。


とくしま動物園長:その通りであります。


加戸:入園者数が20万人以上であったコロナ禍前までのとくしま動物園の自主財源比率を示して下さい。また、今回資料に示されている他都市の動物園の自主財源比率も併せて示していただけますか。


とくしま動物園長:コロナ禍前については約28%で、現在は22%で、今回の料金改定により、コロナ禍前程度の28%程度まで回復することを見込んでいます。他都市の動物園については、平均で約35%であります。


加戸: 他都市の動物園の自主財源比率は約35%ということであるが、同じような動物園と比較しても入園料収入が少ないのは、入園料価格というよりも、むしろ入園者数の少なさによるものだと思います。実際に、とくしま動物園の入園者数が20万人以上であったコロナ禍前までは、自主財源比率は28%であったということであります。ここ数年間で、入園者数増加のために行われてきた施策と、それによって増えた入園者数、また今後取り組んでいく施策と、それによって増加する入園者数の見込みを示していただけますか。


とくしま動物園長:イベント開催の増加とともに、種類も増加させたいと考えています。すぐに結果は出てこないと思いますが、今後も続けることにより、少しずつにぎわいを創出し、入園者数の増加につなげていきたいと思います。


加戸:近年の入場者数は14万人台で推移しており、イベントの開催数や種類を増やしてはいるものの、なかなか回復の見込みが立たないということです。 今回の値上げにより、1400万円ほど増収を見込んでいるということでありましたが、入園料の総収入が増えるのは、入園者数の減少が33%以下であるときだと思います。それ以上、もし減少してしま うと、結果として減収となってしまいますが、そこまで入園者数が減少しないと考えている理由は何でしょうか。


とくしま動物園長:もちろん、入園料が高くなることによって入園者数が減少することは想定していますが、それ以上に努力し、様々な新しいイベントなどサービス面の向上を図り、入園者数の確保に努めたいと考えております。


加戸:入園料の上げ幅により、反比例して入園者数が減少していくものだと思います。今回、900円という料金設定をしたということは、減少幅に対して収入は最大化されるというシミュレーションを行ったものと思いますが、700円の場合や800円の場合についてもシミュレーションを行っているのでしょうか。


とくしま動物園長:入園料の増収額は、700円では約900万円、800円では約1100万円、900円では1400万円程度と見込んでいる。その中で最大値である900円に設定したものです。


加戸:入園者数の下げ幅についてもシミュレーションしているのでしょうか。


とくしま動物園長:駐車場料金を400円と仮定した場合、700円では5%、800円では10%、900円では15%の減少と見込んでいます。


加戸:シミュレーションの結果、最大の上げ幅となる900円という料金を選択した理由と、入園者数の下げ幅をどのように回復しようとしているのか、このことについてもシミュレーションをしているのでしょうか。


とくしま動物園長:入園料を900円、駐車場料金を500円とした理由は、最も収入が増加するのではないかと仮定したためです。今後、イベントの種類や回数を増やし、新たな魅力のあるイベントを開催することで、少しずつ入園者数の増加を図り、さらなる入園料収入の増加を図っていきたいと考えております。


加戸:今回の値上げにより、入園者数が20%減少するということは、約2.8万人の方が来なくなることになります。その中には、どちらかというと富裕層というよりは、価格上昇についていけない、家計の厳しい世帯が多く含まれると思います。公共教育機関として、それらの世帯にいる子供たちへの教育機会なくなることについてのご見解はいかがですか。


とくしま動物園長:動物園は、子どもたちが動物や自然に触れ、楽しみながら学ぶことのできる重要な施設であることから、子育て世帯の負担については十分に配慮する必要があると考えている。今回の料金改定において、全国の動物園の過半数が取り入れているように、小・中学生から料金を徴収することも検討しましたが、子育て世帯の負担を考慮して、引き続き無料とすることとした。また、とくしま在宅育児応援クーポンを利用することで、1枚につき500円の割引となるため、両親で来園した場合は1000円の割引となる。 今後においても、料金改定後の利用状況を検証しながら、子育て世帯を含め幅広い世帯の方に利用していただけるような制度を、必要に応じて検討していきたいと考えております。


加戸:今回の料金改定の対象を子どもにも適用することを検討したが、小中学生の無料は継続することとし、クーポンの利用も維持するということでありますが、それは現在と変わらない、従来どおりの対応だと思います。過去に眉山ロープウエーの料金改定が行われた際には、市内の高校生まで無料とするなど、子育て支援策の拡充と一体的に取り組まれています。今回の料金改定に当たっては、無料化の枠を高校生まで広げる検討はなされたのでしょうか。


とくしま動物園長:検討は行ったが、従来どおりとすることとなりました。その理由は、現行の料金設定の下で想定した改正案を作成したためです。検討の過程では子どもからも料金を徴収すべきとの意見もありましたが、高校生までは徴収してもよいだろうと考え、高校生からも従来どおり徴収することとしました。


経済部長:先ほどの答弁に補足する。委員ご指摘のとおり、我々としても、様々なシミュレーションをする中で、高校生まで無料とする案も一つの選択肢としてありました。しかし、動物園と話をする中で、子どもから料金を取るということについて園内でも改めて十分に話し合ってもらった結果、やはり子どもが大人になったとき、また自身の子供を連れてくるということに絶対につなげたいという動物園の強い意志があり、小中学生はそのままということに決定しました。なので、結果的には高校生以上の大人の方にその分の負担が行った形になっています。


加戸:市内在住者については、市税からその必要経費を負担して、なおかつ入園料支払うという構造になります。入園料値上げに際して、全国の公立動物園で実施されているような市内割引とか、市民無料デーなどの実施も検討すべきだと思いますが、ご見解をうかがいます。また、検討状況についても併せて示してください。

経済部長:そのことについても現在検討しているところであり、引き続き検討を行っていきたいと考えております。


加戸:駐車場について、動物園と同一敷地内にある植物園では、入園料と駐車場料金が無料となっています。今回の料金改定に当たり、動物園と植物園の一体活用や、入場料・駐車場料金の整合性は検討されたのでしょうか。検討したのであれば、どのような整理をして今回の結論に至ったのか。また、今回の料金改定に当たり、植物園の駐車場に駐車して動物園に来園するといったケースは発生しないのでしょうか。加えて、動物園第3駐車場の取扱いはどのようになっているのか、また料金改定後はどうなるのでしょうか。


とくしま動物園長:植物園については、所管部局が異なるため、なかなかそこまでの考えに至っていないので、検討は行っていません。ただ、植物園の駐車場料金が無料ということは認識しており、そちらに駐車して長距離であるが歩いてくる利用者が一定程度いることも把握している。第3駐車場はとくしま動物園の管轄なので、料金を徴収しています。


加戸:クラウドファンディングについて、とくしま動物園では以前、ミーアキャット舎の整備に係る30万円のクラウドファンディングを達成しており、市民参加型の財源調達は十分に機能することが証明されています。近年においては成功例が少ないものの、テーマ設定や広報次第では、再び大きな支援を得られる可能性があると考えています。こうした自主財源確保のための努力は十分に行われたのか、近年のクラウドファンディングの実施状況と、獲得金額を示してください。


経済部長:数字については今確認中であり、可能であれば後ほど答弁する。クラウドファンディングやふるさと納税については、当然検討は継続しており、また、動物園の取組を応援したいという事業者からの声かけもあり、あるいは部長室まで来て話をしてくださった方もいるので、引き続き検討していきたいと考えております。金額については手持ちの資料にないので、確認の上後ほど答弁いたします。


加戸:最後に、委員会資料の7ページの今後の施設整備スケジュールについて、今回の補正予算において、タイガープロムナードの改修やホッキョクグマの展示屋根の改修が行われるということであり、これについては非常に前向きに捉えており、入園者増につながる取組であると思うので評価したいと思います。 現在、大型動物が相次いで死亡し、魅力が以前よりも低下していると言われる状況ですが、直近で完成するのはホッキョクグマの展示屋根であるとの認識でいいのでしょうか。また、完成後はどのようなことが可能となるのかお示しください。


経済部長:まず、今回補正予算に計上しているもののうち、早期に完了するのはホッキョクグマの屋根改修であると認識しています。ホッキョクグマのポロロは、私自身も訪れたが非常に人なれしており、近づいてきて近くで座るなど、展示屋根の下でも本当に多くの観客がいた。そのような状況で屋根が壊れるのは非常に危険な状況なので、早急に実施したいと考えております。次にトラ舎の整備についても急ぐ必要があると考えております。実は、ここで言うのもなんですが、当初予算で措置しようとチャレンジしていましたが、我々の説明不足もあったのかもしれませんが、当初予算を獲得できませんでした。もし当初予算で予算措置できていれば、来園するトラがある程度内々には決定していたという事情があり、残念ながら予算がつかなかったので、今回はなかったことにと先方に断られてしまったという経緯がある。なので、ここはどうしても補正予算でもう一度上げ、財政当局にもしっかりと説明し、予算を取りに行こうということで、我々も説明を尽くした上で予算をつけていただけたので、次はこれを急いで実施したいと考えております。あと、寒帯エリアという少々わかりづらい表現になっているが、これはオオカミ舎のことを指します。オオカミの「ユウキ」は残念ながら先日死亡してしまいましたが、これについては、昨年から既に体調が悪く、たしか6月前にはもう死ぬかもしれないという連絡を受けていたが、スタッフの頑張りでそこから1年以上も寿命を全うしたものと思っている。ぜひオオカミは入れたいと思っていますが、オオカミは群れで生活する動物であり、現在、この委員会室の3分の1くらいの面積の部屋に1頭だけ展示するというような窮屈な場所に入れている状態でした。ぜひ群れの生態で、複数頭がいて、少し走り回るくらいの元気な姿を来園者に見 せるのがよいという考えの下、ぜひ獲得しようということで今回の補正予算に計上したものです。


-------------------以上、1日目の産業交通委員会質疑より-------------------


2日目の産業交通委員会で採決を行い、動物園の値上げ案には反対、リニューアル予算には賛成をしました。その理由について2日目の委員会内で詳しく態度表明しましたので、次回のブログでお伝えさせていただきます!

 
 
 

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