6月議会産業交通委員会の様子です!
- katomamiko0425
- 8月17日
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6月18日に産業交通委員会が行われました。

文教厚生委員会から産業交通委員会に代わり初めての委員会だったので、自席の決定からのスタートでした!
今回、産業交通委員会所管のもので賛否を取る項目はありませんでしたが、様々な報告がありましたので、私の質疑をもとに報告させていただきます。
―――――――――――以下、委員会質疑より―――――――――
【キャッシュレス決済ポイント還元事業について】
加戸:現在の進捗状況と事業者、選定方法と契約金額について教えていただけますか。
経済政策課長:令和7年7月の事業実施に向けて事業者の方で準備を進めております。今の時点で対象店舗の絞り込みであったり、広告・広報の準備であったり、利用者説明会の準備であったりということを進めております。4月18日にプロポーザルによる審査会を行いまして、事業者は博報堂に決定しており、契約金額は3億4428万5000円でございます。
加戸:和7年2月28日の産業交通委員会で今回は6000店舗が対象になると考えており、委託事業者の決定後に対象店舗を決定していくとしておられますが、予定対象事業者数について教えていただけますか。
経済政策課長:事業者からの提案ではやはり6000店舗ほどが対象になっております。
ただし、事業者それぞれに参加意向がありますので、若干減ってくると思われます。
加戸:令和4年度の予算額は約3億円で執行額は約1億7000万円という結果であり、7億円相当の経済効果があったと考えている、とのご答弁がありました。今回は3億4428万5000円で博報堂との契約がなされていますが、どのくらいの経済効果を見込んでいるのでしょうか。
経済政策課長:今回につきましては10%の還元ということでございますので、この契約金額は3億4400万円程度でありますが、実際の還元額につきましては事業者提案で2億9000万円を予定しております。2億9000万円全てが還元されるとすれば、その10倍の経済効果が見込まれるものと考えております。
加戸:今回は前回よりもポイント還元率と付与上限額を抑えて多くの方に利用できるように設定がなされており、利用者説明会も開催するなど利用促進に努められると伺っています。10月には事業完了といことで、12月議会では結果が見えてきていると思われます。今回の事業目的としては、国が目指すキャッシュレス決済を推進するとともに物価高騰の影響を受けた市内事業者への支援をはじめとして、ポイント還元事業を行うことで消費を喚起し、市内経済の活性化を図るとされています。この事業を通じてキャッシュレス導入事業者が何社増え、キャッシュレスを導入した市民が何名増えたか。そして先ほど動かした費用に対して10倍の経済効果が見込まれるとのお答えがありましたので、全体としてどのような経済効果があったのかなど、具体的な数字を挙げて説明していただけるよう要望しておきます。
【中央卸売市場整備について】
加戸:中央卸売市場の役割や整備の必要性について県とどのような議論になったのか詳しく教えていただけますか。
中央卸売市場施設課長:今回のワーキンググループで今後、役割分担・費用負担について協議を進めるということを確認したものでございます。市場の再整備を進めるにあたりましては、建設地をはじめ、事業費や今後の運営等、多くの課題がございますことから県と協力して進めることになったものでございます。
加戸:中央卸売市場の整備に当たって、中央卸売市場の役割そのものを協議したわけではなく、県と市の役割ということでお話をされたということでよろしいのでしょうか。
中央卸売市場施設課長:中央卸売市場は県内で消費される生鮮食料品の大部分を供給するとともに、生産者にとっては県内外に向けた最も身近な出荷拠点として重要な役割を果たしておりますことから、公益性の高い施設を計画的に整備していくことは県市にとって極めて重要な課題であると説明していただいて、評価していただいております。
整備についても協議いたしますし、今後の運営方法についても協議していきたいと考えております。
加戸:今後議論を進めていく具体的なスケジュールについて教えていただけますか。
中央卸売市場施設課長:今回、担当部局間での協議を始めるということが決まった段階でございまして、具体的なスケジュールは未定でございます。
加戸:昨年12月にマリンピア・旧沖洲海岸間水域埋め立ての測量や地質調査に着手するとの報道がなされましたが、現在はどのような動きになっているのか、この協議の中で話し合われたことがあるのかどうか教えていただけますか。
中央卸売市場施設課長:ワーキンググループの中で県からお聞きしておりますのは、徳島小松島港港湾計画の見直しに向けて開発ニーズ調査を行っている状況と聞いております。今後県と協議を進める中で、進捗状況等の情報共有を図ってまいりたいと考えております。
加戸:令和元年に策定された中央卸売市場の基本構想について、移転場所の選定・決定において適切な候補地が見つからない、あるいは用地交渉が難航する等により、整備スケジュールが大幅に遅れることも想定されるため、現在地での建て替えの可能性についても協議・検討しておく必要があるという記載があるんですが、この県との協議の中で、その再整備を行う場所について検討される中で、この現在地での建て替えについても協議をおこなわれるということでよろしいのでしょうか。
第二副市長:その件、承知しておりまして、場内で移転しようとしますと結構な時間がかかるという検討結果だと記憶しております。当時は埋め立てがすぐできるような状況もありましたが、現在は埋め立てにも時間がかかる状況ですので、もう1回場内で建て替えをしていくという案を含めて再検討を行おうと考えております。
加戸:話し合いのイニシアチブは市が取るということで認識しておいていいでしょうか。
第二副市長:市場について一番詳しいのはやはり現在の市の職員ですので、徳島市の方が主体的になっていくんだろうという風に考えております。
加戸:現在地での建て替えの可能性についても話し合うということでしたので、市の中で整理を行って早急にスケジュールを示していただけるよう要望しておきますので、どうぞよろしくお願い致します。
【とくしま動物園について】
加戸:カピバラ飼育施設整備事業について現在の進捗状況と完成予定について教えていただけますか。
経済部長:現在取り組んでいるのは設計前の計画策定であり、今後詳細な実施設計を行い、スケジュール、総事業費が確定します。その中で最終的な完成年度が明らかになると思います。もう少し明らかにしていくまでには時間がかかると想定しております。
加戸:カピバラ飼育頭数が日本一となり、今後整備も予定され、とくしま動物園の目玉となっていくことが予想される一方で、大型動物の減少やアニマルウェルフェアの浸透から従来型ではない動物園の在り方を示していく必要性を感じております。以前策定された運営計画の実施期間が終了したと伺っていますが、現在の運営計画の策定状況について教えていただけますか。
とくしま動物園長:現在とくしま動物園の管理運営計画は、平成25年度策定のものを使用しております。今後、近年の社会環境の変化や市民ニーズの多様化、動物や動物園の周辺環境の世界的な変化などを踏まえ、魅力ある動物園作りに向け、新たに事業計画の作成作業を進めており、現在調整中というところでございます。
加戸:現在事業計画を策定中ということで、いつ完成を予定されているのでしょうか。
とくしま動物園長:事業計画の策定作業の最終調整を進めている状況でございます。財源確保も含めて対応を検討しているところでございます。
加戸:財源確保も含めて検討されているとのことで、ぜひ早急に事業計画をお示しいただけたらと思います。その財源確保の中で、オンライン企業版ふるさと納税寄付サイトではとくしま動物園魅力創造プロジェクトが3000万円を目標に取り組まれていますが、現在0件という状況です。今後どのように取り組みを進めていくのか計画をお話いただけますか。
とくしま動物園長:今以上にヒアリングをして、ご寄付いただける企業を増やしていきたいと考えております。
加戸:ぜひお願いしたいのと、あと改善をお願いしたいことがあります。とくしま動物園魅力創造プロジェクトの紹介動画の概要欄に「プロジェクトページはこちら」とのURLがあったが、目的のページに飛べませんでした。機会を損失する大変もったいない状況だと思いますので、ぜひ改善をお願い致します。
――――――――――以上、委員会質疑より―――――――――
徳島市民の皆さんにとって、暮らしに有効な経済対策や魅力的な施設づくりが前に進んでいくよう取り組んでいきます!
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