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9月議会閉会日の様子です!

9月22日に行われた閉会日の中では4つの議案に対して記名投票が行われました。

賛成や反対の態度表明には①着席したまま行われる簡易採決②賛成の場合は起立し反対の場合は着席したままの起立採決➂それぞれの議員が自分の名前の記載された札を投じる記名投票があり、記名投票はそれぞれの議案に対して各議員がどのような態度を取ったのか明確に分かります。


記名投票にするには3名以上の議員の連名で要求が可能です。

今回、記名投票となった議案に対しての各議員の態度は以下の通りです。(敬称略で失礼致します。)


1.新町西再開発事業において徳島市が所有する明治安田生命ビルの高額処分5億5631万円

反対:山本、増田、多田、長田、小野、石部、古田、船越、渡邊、平岡、加戸


2.危機管理センター(仮)の工事請負契約64億7460万円

賛成:岸本、藤田、明石、黒下、土井、佐々木、黒田、岡、美馬、須見、春田、武知、森本、梯、本田、井上、齋藤、大西

反対:山本、増田、多田、長田、小野、石部、古田、船越、渡邊、平岡、加戸


3.国の負担で学校給食費無償化の早期実現を求める意見書(文教厚生委員会で不採択となっているため、不採択に対する態度を表明します。)

反対(不採択に賛成):山本、岸本、藤田、明石、黒下、土井、佐々木、黒田、岡、美馬、須見、春田、武知、森本、梯、本田、井上、齋藤、大西


4.内藤市長に対する問責決議案

賛成:山本、増田、多田、長田、小野、石部、古田、船越、渡邊、平岡、加戸

反対:岸本、藤田、明石、黒下、土井、佐々木、黒田、岡、美馬、須見、春田、武知、森本、梯、本田、井上、齋藤、大西


学校給食費無償化を国に求める意見書では態度が分かれましたが、内藤市長ご提案の議案に対してと、内藤市長への問責決議案を巡っては11対18という構図が続いています。

内藤市長の問責決議案は小野市議、石部市議、増田市議、古田市議、船越市議、渡邊市議、平岡市議、山本市議の8名の市議から連名で提出され、多田議員と私が賛成討論を行いました。




私の行った賛成討論の全文を掲載します。


―――――――――以下、内藤市長に対する問責決議案賛成討論全文――――――――


日本共産党徳島市議団の加戸真実子です。先ほど提出されました問責決議案に賛成の立場で討論させていただきます。


内藤市長は市長説明で立候補を表明され、ご自身の功績を自画自賛されました。これに対して、多くの市民の皆さまから怒りの声が巻き起こっています。この3年半の内藤市政はまさに混乱の3年半でした。問題が次々に起こり、その度に責任の所在が曖昧にされ、問題は解決されず、また新たな問題が起こる。これは、内藤市長のスタンスと責任感の欠如から起きていることです。この混乱を断ち切るためにも、内藤市長にはご自分の責任を受け止め、その重さを自覚し、深く反省していただきたいと思います。


 6月には、市民税・県民税を誤った金額で通知しています。誤通知は数回に渡って発覚し、その度に徳島新聞に取り上げられました。多くの市民の皆さまからも、自分の納税通知は正しいのか?徳島市役所は機能しているのかと心配の声が上がっていましたが、今議会でも市長自らその声に応えることありませんでした。


8月の阿波踊りでは、1席20万円の高額桟敷が建築基準法違反の状態で運営されました。これに対し、アソビュー株式会社および阿波おどり未来へつなぐ実行委員会への告発状が中央警察署に提出され、受理されています。

そして、台風直撃、豪雨での阿波おどり強行開催に対して、内藤市長からは、危機管理の最高責任者であるにも関わらず、この強行開催を本気で止めようとした姿勢はみられませんでした。

多くの市民の皆さまから、興行を優先し、人命や安全を軽視しているとの批判が上がっていますが、市長からの説明や謝罪、反省の言葉はありません。


今議会においても、多くの市議が市民の声を代弁し、事の本質に迫るべく市長に対して質問しているにもかかわらず、理事者に答弁を任せてご自分は逃げて答えないという場面が多くありました。結果として、責任の所在が曖昧なまま、問題の本質が明らかにもされない。有効な解決策が打たれない。そしてまた問題がおこる。徳島市全体で負の連鎖に陥っていると思います。


この負の連鎖は、内藤市長の、ご自分の責任を曖昧にし逃れようするスタンス、そして行政の長としての責任感のなさ、危機に対するリーダーシップの欠如によって引き起こされています。内藤市長にはご自分の責任の深さと重さを痛感していただくとともに、責務を果たすためにも深く反省していただきたいと思います。


以上の理由から内藤市長の問責決議案に対して賛成致します。

議員の皆様には、ご賛同をお願いいたしまして賛成討論を終わります。


―――――――――以上、内藤市長に対する問責決議案賛成討論全文――――――――


井上市議と佐々木市議からは「内藤市長になんら反省する点はない」と反対討論が行われ、11対18で否決されましたが、9月議会閉会後、9月26日の記者会見で内藤市長からは建築基準法違反の状態でプレミアム桟敷席が運営された問題に対して「トップである私の責任で、申し訳なく思っている」とのご発言があり、「内藤市長、初めて謝罪」と徳島新聞で報道されました。

しっかりと議会の中で市民の皆さまに説明し、謝罪をしていただきたかったと思います。

住民税トラブルに対しての説明や謝罪はまだなされていないので、信頼回復に向けた取り組みを今後も求めていきたいと思います。


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